保育の中で大切にしていること

笹山保育園では、健康な身体づくりと、正しい自我の確立、豊かな感情を育むために、
積極的に次のようなことに取り組んでいます。

1. 全身活動の促進
   外遊び、散歩、手足を使う遊び、体を動かしきるあそびなどを大切にしています。
2. はだし保育・薄着の習慣
   足の裏は、第二の脳と言われ感覚器官でもあります。
   足の裏からの刺激が心地良く脳にまで届き、考える力の源に繋がっていきます。
   また、はだしで過ごすことは、身体の土台である土踏まずの形成にもつながります。
   また、薄着の習慣は、暑さ・寒さなどの気温の変化を敏感に感じ、風邪をひきにくい丈夫な身体を育てます。
   このことは、子どもたちの発達の土台として、とても大切なことと考え、
   年間を通してはだしで生活しています。
3. どろんこ・砂・水を使っての遊びの充実
   サラサラ・ドロドロなど、様々な感触を手足や全身で味わい、心身を発散させます。
   自由になる素材を使って、イメージ豊かに夢中であそび、心を豊かに育てます。
4. 本物に直接触れる体験を大切に
   生き物を育てる、自分たちで収穫した野菜を味わう等、遊びや生活の中での実体験を大切にしています。
5. 自我をはぐくむ
   ～したい、～がほしい、～がいい、～はいやだ等の自分のはっきりした感情、気持ちを持ち、
   「自分の思い」を存分に表出し、いずれは自分の思いとは違う相手の思いを知り、
   どう折り合いをつけていくか考えられる子を目指します。